blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

白い巨塔(2003年ドラマ)で最も泣けるシーン

2003年のドラマ。もう何十回も見ている。たぶんこんなに見てるのはイチローと僕くらいではないか。

ほぼほぼ原作に忠実なドラマだけど、林田加奈子のところはドラマで追加されたエピソード。木村多江の迫真の演技のせいかここが最も泣ける・・・。


里見「林田さん、お話があります。」

林田「・・・はい。」

・・・

林田「そう。やっぱりガンか。予想はしてたけど、ショックなものね。・・・手術でとれますか。本当のこと言って下さい先生。私は抗がん剤の営業してたのよ。嘘ついてもわかります。」

里見「肝臓と、肺に転移があるため、全てのガンを、手術で取り除くことは不可能です。」

林田「じゃあ、抗がん剤は?いっそアルマヒトシン(林田の会社の製品)はどう?先生。」

里見「肝機能の低下が見られ、アルマヒトシンは使えません。また、病理検査の結果を見るかぎり、抗がん剤の効果は、あまり期待できません。」

林田「あと・・・どれくらい・・・ですか」

里見「それはわかりません。」

林田「わからない?わからないってなによ。いい加減なこと言わないでよ。ほんとはわかってるんでしょ。答えなさいよ。医者ならデータ見ればよくわかるじゃないの。」

里見「人の命には、数値では測りきれないものがありますから。」

林田「気休め言わないでよ。私は、よく知ってるのよ。ガンになった人が、どういう死に方するのか!!!・・・・・私、早くに家族を亡くしたの。だから、家族はいません。仕事ばかりしてきたから、恋人もいません。ライバルはいても、友だちもいません。・・・里見先生、」

里見「はい。」

林田「私が、そうなった時、そばに、居てくれますか。せめて、信じられる人に、看取られて・・・死にたいんです。」

里見「最後まで、私がちゃんと看ます。」

結局、里見は最後まで看れなかった。さすがフジテレビのドラマ。組織の嫌な所をよくわかってる。いずれにせよ号泣。

人の命を救う仕事。人の最期を看取る仕事。僕にはそれをやる勇気はなかった。残念。

白い巨塔