blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

「神去なあなあ夜話」三浦しをん

林業シリーズ2作目。これまたおもしろかった。


山仕事は奥が深くて、一年やそこらで習得できるものじゃない。毎日発見があって、もちろん危険と隣りあわせの作業でもあるから、考えながらやらなきゃいけなくて、頭も体もパンクしそうだ。でも、楽しい。

山のなかで頼れるのは、自分と班のメンバーだけだ。それでもどうしようもない事故や天候の急変は起こるもので、山の神さまや大木を敬う気持ちにも自然となるんだ。

「深い山で仕事しとると、夢のなかと同じくらい、死んだひとらに近づける気ぃする」「山はあの世とこの世の境目なんやそうや」

「神さんは、信心するもんがおらんようになると、力を失ってしまいはる、と言われとる。」

変なもんだね。どこにいても、なにかが行きすぎだったり、たりなかったりするように感じられるなんて。

ほんといろんな仕事がありいろんな人生があるな。

神去なあなあ夜話