読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

「闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達」G パスカル ザカリー

何年ぶりか・・もしかすると20年ぶりくらいに再読。やっぱりすごい本というか、デビッド・カトラーはすごい。


第一に、品質は、全員の信念でなければならない。トップの経営者から、いちばん下の助手まで、全員の信念でなければならない。経営陣の風向きをいつも気にする気弱な管理者に、用はない。品質面ですこしばかりのことをして、自分が大きな貢献をしたようにみせかけるエンジニアにも、用はない。品質を守るには、勇気が必要なこともある。わたしのプロジェクトのメンバーはだれでも、そのライセンスをもっている。不完全なまま出荷したいというばかがいれば、くたばりやがれと言ってやる

われわれは、ここに仕事をしにきている。腫れ物にさわるように、『調子はどうだい。今日はうまくできてよかったじゃないか。成功してよかったな』とか言って回るのがリーダーじゃない。われわれはこれで、カネをもらってるんだ。だから、全員がいつも、ベストを尽くすことを期待している。自分の仕事をこなすことを期待している。自分の仕事をして、いつもベストを尽くしていれば、文句は言わない。しかし、ベストを尽くさないんだったら、文句を言うしかない

バグを取れ。カトラーが考えていることは、ほとんどそれだけだった。どういう欠陥があって、周囲の人たちを傷つけることがあるにしろ、普通の生活のなかで仕事への集中をさまたげるものを片っ端から封じこめられるからこそ、すばらしい仕事ができる。普通の人たちに偉大な仕事ができないのは、めったにない仕事にとりくんでいるときですら、日常の習慣にとらわれているからである。月並みな仕事しかできないのは、才能がないからではない。意思に問題があるからだ。カトラーはそう考えている。この段階にきて、カトラーはチームの全員がたったひとつのことに注意を集中するようもとめていた。たったひとつのこと、それはバグである。

アラフィフで最先端のコーディングから巨大プロジェクトのPMまで。化け物か。やっぱりデビッド・カトラーはすごい。

闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達」G パスカル ザカリー