blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

「世界をこの目で」黒木亮

国際金融マンから小説家になった黒木亮さんのエッセイ集。金融の話より裁判の話が印象に残った。おそろしい。


国際的な話を書こうとする場合、資料集めの中心は英文になる。英語の資料なしでは、鍵穴から世界を覗くようなものだ。

ある元裁判官の方は「無罪判決を一つ書くには膨大なエネルギーがいる。そんなエネルギーがあるんなら処理件数を上げたほうがいい」と、わりとさらっといわれた。よく考えると恐い発言です。

証人尋問の最中に裁判長が居眠りをし たり、書面もきちんと読まないで判決を書くのには驚きました。

僕の仕事人生の中で最も大きな後悔は海外の経験を積まなかった(=英語が苦手)こと。残念。

世界をこの目で黒木亮