blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

「マークスの山」(ドラマ)

なんとなく見てみたらなんとなくおもしろかった。戸田菜穂の雰囲気がいい。原作を読み直してみようかな。 「マークスの山」

「マグマ」(ドラマ)

人生を賭けるに値する仕事。すばらしい。尾野真千子と長塚京三の雰囲気がとっても良かった。また原作読んでみようかな。 「マグマ」

「ダブルマリッジ The Double Marriage」橘玲

橘玲さんの小説なのに国際金融のお話ではなかった。でもとてもおもしろかった。 『定年になったとたんに奥さんと別れて、全財産を持ってこっちにやってきて、若い女にはまるってよくあるパターンですよ。結婚して子どもができたあとで別の女に手を出して、女…

「公器の幻影」芦崎笙

はたまた新聞記者の話。価値があるのかないのかということよりとにかくおもしろい仕事だと思う。 『「人間は誰しも悪気がないまま嘘をつけるタチの悪い生き物である」ということだ。さすがにそれは言い過ぎだとすれば、「人間は誰しも無意識のうちに自分の都…

「スコールの夜」芦崎笙

日本のエリート社会の典型であるメガバンクで本店初の女性管理職に抜擢された女性総合職第一期生の苦悩を描いた物語。「女だから固い対応しかできない。東大法学部卒だから高慢な物言いだ。そして、子供がいないから生活を支える苦労が分からない。どこまで…

「黒い巨塔 最高裁判所」瀬木比呂志

元裁判官が描く最高裁判所と事務総局について描かれた物語。リアリティがある感じがしてとてもおもしろかった。日本の裁判のお話を読むたびに、日本の裁判所で正しい判断がされることはごく稀で、基本的には訴えられたら終り、ということを思う。おそろしい…

「野村證券第2事業法人部」横尾宣政

「オリンパス巨額粉飾事件」で逮捕された、新人トップの成績を上げたモーレツ野村證券社員のお話。すごい。何でもありだ。彼らの獰猛さに比べると僕らのサラリーマン生活なんてまるでオママゴトのようだ。ハングリー精神という言葉ではきれい過ぎるくらい。…

「世界をこの目で」黒木亮

国際金融マンから小説家になった黒木亮さんのエッセイ集。金融の話より裁判の話が印象に残った。おそろしい。 『国際的な話を書こうとする場合、資料集めの中心は英文になる。英語の資料なしでは、鍵穴から世界を覗くようなものだ。 ある元裁判官の方は「無…

「ちょっと今から仕事やめてくる」北川恵海

人生、心の持ちよう次第ってこともあるわねー。 『服装が変わると気分も変わる。気分が変われば表情も変わる。 いつか、こいつの笑顔は素晴らしい、と思ってもらえるような人間になりたい。 みんな同じだ。苦しんで、もがきながらも、なんとか自分の道を見つ…

「バラ色の未来」真山仁

新聞記者ってほんとおもしろそうな仕事だなー。そればかりを思った。 『新聞記者の存在意義とは、すなわち、権力の監視−−。それに尽きる。だからこそ、調査報道には意味があるんだ。 けど、もう、全部忘れることにした。世の中悪い奴らばかりだ。真面目に生…

「39 刑法第三十九条」

「クライマーズ・ハイ」を見ていて堤真一の他の出演作を見たくなってたどりついた。刑法第三十九条「心神喪失者ノ行為ハ、罰セス 心神耗弱者ノ行為ハ、ソノ刑ヲ減軽スル」・・人が人の心を判断するなんて・・「精神鑑定は、綿密なデータと知識に支えられてい…

「パンとスープとネコ日和」

群ようこの小説を小林聡美が主役でっていうんだからまーこうなることはわかってるんだけど、ほんといいなーこういうやわらかい雰囲気。やりたいように好きなように小じんまりとした自分のお店をやっていくって理想の生き方の一つなのかもしれないなーって思…

「クライマーズ・ハイ」横山秀夫

映画を見て懐かしくなって再読。やっぱり小説と映画は別物ですね。サマリにすらなっていない全くの別物。やっぱり内面がしっかり描かれてる小説の方が好きかな。 『【御巣鷹山にて=佐山記者】若い自衛官は仁王立ちしていた。両手でしっかりと、小さな女の子…

「クライマーズ・ハイ」

小説もすごくおもしろかったけど、映画も堤真一と堺雅人といういい役者のおかげでとてもおもしろかった。日航機墜落事故の話というよりも男の仕事と嫉妬の話。新聞記者ってわかりやすくおもしろそうな仕事だよね。そーいえば仕事で怒鳴りあったことってない…

「僕らはみんな死んでいる♪」きら

究極のクローズド・サークル系ミステリーというか恋愛ドラマ。おもしろくて夢中で読んでしまった。 『死んでしまった人が何を思って死んでいったのか 幸せな人生だったと思っているのか いないのか その答えを生きている人間が知ることはできない ましてや …

「メジャーリーガーの女房 〜ヨメだけが知る田口壮の挑戦、その舞台裏〜」田口恵美子

田口壮さんのメジャーリーグ挑戦を奥さんの田口恵美子さんが描いたエッセイ。アメリカで1軍半の期間が長かったために体験した苦労や日本とアメリカの違いや家族の絆や・・そしてやっぱり出てきた仰木監督の素晴らしさ。いい夫婦だなーっと思った。うらやま…

「REC/レック3」

1,2とは違った趣でホラーというよりは人の勇気と愛を描いた物語だった。とてもよかった。 「REC/レック3」

「REC/レック」「REC/レック2」

ブレア・ウィッチ・プロジェクト的な臨場感溢れるホラー映画。主人公の魅力的な女性(マヌエラ・ベラスコ)が恐怖で壊れていくさまがリアルで恐すぎ・・ 「REC/レック」「REC/レック2」

「RED」ブルース・ウィリス

久々の「ダイ・ハード」の頃のプロフェッショナル的なカッコ良さとウィット。ブルース・ウィリス以外にも、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ブライアン・コックス、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーという魅力的なラインナップ…

「戦火の勇気」デンゼル・ワシントン、メグ・ライアン

もう何度見たかわからないくらい見てるけど見るたびに心が痛い。20世紀だけで1億800万人以上が戦争で死んでいる。ヴェトナムでは、600人以上の士官が部下によって殺されている。誤射の犠牲者は、20世紀のアメリカ軍死傷者の15パーセントにもの…

「ワールド・ウォーZ」

いかにもアメリカっぽいスケールが大きくてヒーローはいつもカッコよくてラッキーで家族を愛し愛され最後はハッピーエンド的なお話。アラフィフになってもブラッド・ピットはスターのままだった。おもしろかった。 「ワールド・ウォーZ」

「凶悪」

人を殺すことに何も感じない人たちの物語。こわい。 「凶悪」

「リアル鬼ごっこ 2015劇場版」園子温

リアル鬼ごっこシリーズ。バトルロワイヤルのような不条理さがなんとなく好きなんだけど、こいつは全くワケがわからなかった。映像はホラー映画「SAW」を日本のきれいなスタジオで撮ったらこんな感じかという感じ。これおもろいのか? 「リアル鬼ごっこ 2015…

「ヒトリシズカ」

「箱入り息子の恋」という映画で知った夏帆というタレントが出てて目についただけだったんだけど・・一期一会とか運命的なことがとても印象深かった。ちょっとでき過ぎなストーリーだけどいいドラマだった。 「ヒトリシズカ」

「コンビニ人間」村田沙耶香

普通の人間と感覚が違って生きづらい人がコンビニのアルバイトをしながらなんとか生きていけてるというお話。『普通の人間っていうのはね、普通じゃない人間を裁判するのが趣味なんですよ。』なかなか興味深かったけど芥川賞を受賞した傑作という感じはしな…

「何様」浅井リョウ

「何者」のアナザーストーリー集。前作とは関係なく一つ一つの話がおもしろかった。とくに最初のお話は伏線全てが有効に使われる結末モロバレの恋愛物語だけどその雰囲気が素晴らしくしんみりしてしまった。そして最後のお話も人が人を選ぶというシューカツ…

「何者」浅井リョウ

グルディスに明け暮れる今時の世代の就活のお話。道具や環境は変わったけど中身は20年前と全く同じな感じ。 『就活がつらいものだと言われる理由は、ふたつあるように思う。ひとつはもちろん、試験に落ち続けること。単純に、誰かから拒絶される体験を何度…

「なぎさ」山本文緒

なんとなく幸せになれない女性の恋愛物語を書かせたら日本一の山本文緒が書いた家族の物語。いちおーポジティブなお話なんだと思うんだけどものすごくどんより。人生ってなんなんでしょうね。なんなんだろう。 「なぎさ」山本文緒

「ニューカルマ」新庄耕

商材がウソだらけでビジネスモデルも微妙なネットワークビジネスのお話。正直うさんくさいものだと思ってるんだけど、世の中の大企業のほとんどはものすごい営業をしている。無理矢理に消費を作り出してるという意味では何も変わらないように思う。ほんとう…

「砂の交渉 日米合併」長野慶太

ものすごくおもしろかった。やっぱり国際金融で活躍した人の話はおもしろい。 『男は仕事だ、と怒鳴り、卓袱台をひっくり返すような人間がいざ出世競争に負けてしまったときの惨めさは本人にもまわりにも大きすぎた。 事ってもんはどこの会社でも単純じゃな…

「社運」長野慶太

まだまだ隠れたサラリーマン小説の良い作家がいるんだなー。池井戸潤の半沢シリーズよりよっぽどリアルな緊迫感。グローバルビジネスとかタフネゴシエーターとか。なにより自分が最もヤル気じゃなきゃ誰も自分に着いてくるわけがないというたぶん当たり前の…

「トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業」梶山三郎

どこまでが真実なのか。モデルは奥田碩さんか。おもしろかった。 『寝ても覚めても経営のことを考える。それが経営者の本来の姿です。経営者になった以上、血ヘドを吐く覚悟で仕事に取り組まなければならない。あまり自慢すべきことではないが、トヨトミの役…

「陸王」池井戸潤

池井戸潤の半沢直樹じゃない方のパターン。めっちゃ熱い話だった。涙ウルウル。 『どんな仕事してたって、中小企業の経営だろうと、大企業のサラリーマンだろうと、何かに賭けなきゃならないときってのは必ずあるもんさ。そうじゃなきゃ、仕事なんかつまらな…