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blueskycrawler’s blog

日記と読書の記録

「望み」雫井脩介

行方不明の息子が殺人事件の被害者なのか加害者なのか。どちらであっても地獄。そんなお話。めちゃくちゃおもしろかった。 「望み」

「火の粉」雫井脩介

久々の雫井脩介。結末はわかってていつ爆発するのかジリジリする系だけどわりとあっさりな展開だった。異常者の描き方はさすが。でもやっぱりこの人には「クローズド・ノート」系の泣ける物語を期待したいな。 「火の粉」

「鴨川ホルモー」万城目学

なんだか不思議でおもしろいお話だったけどちょっぴりあっさり過ぎか。もうちょっと空想の部分に深みというか謎というか何かあったら最高だったかも。 「鴨川ホルモー」

「神去なあなあ夜話」三浦しをん

林業シリーズ2作目。これまたおもしろかった。 『山仕事は奥が深くて、一年やそこらで習得できるものじゃない。毎日発見があって、もちろん危険と隣りあわせの作業でもあるから、考えながらやらなきゃいけなくて、頭も体もパンクしそうだ。でも、楽しい。 …

「神去なあなあ日常」三浦しをん

林業のお話。おもしろかった。いろんな仕事があるんだなー。 『日本の森林で、人間の手が入っとらん場所なんかないで。 日本の林業は、斜陽産業と言われてひさしい。大山持ちだからといって、のんびり座っていられる時代は終わったのさ 山の生き物は、山のも…

「舟を編む」三浦しをん

15年もかけて辞書を作るお話。おもしろかった。 『辞書は、言葉の海を渡る舟だ 海を渡るにふさわしい舟を編む 大学の教授ってのは、世間知らずの専門馬鹿か、妙に耳が早くて政治力に長けたやつか、どっちかだな。 いったいどうしたら、なにかに夢中になれ…

「風が強く吹いている」三浦しをん

久々の三浦しをんさん。素人が箱根駅伝を目指すという怪しさ満載の話だけど、とってもおもしろかった。 『「箱根の山は天下の険!」 「ペース落ちてるぞ。だからといって、時計を見すぎるな。なるべく体で感覚を覚えるようにして」「暑いのに複雑な指示出す…

「蜜蜂と遠雷」恩田陸

恩田陸の「黒と茶の幻想」「夜のピクニック」に並ぶ大傑作。 『途方もない才能を目にするとは、恐怖に近い感情を呼び起こすものなのだ。 注目されたり、妬まれたりすることに比べたら、馬鹿にされたり、無視されたりすることは全然平気だった。 ピアノは天才…

「ともにがんばりましょう」塩田武士

労働組合の団体交渉のお話。わりとあっさりだったけどおもしろかった。 『敵は倒すためにあるんやない 何のためにあるんですか? 歩み寄るためや』 立場は違えど人と人の信頼みたいなもの。いいなと思った。 「ともにがんばりましょう」

「女神のタクト」塩田武士

まーまーかなーっと思って読んでたら終章でボロボロに泣いてもーた。めっちゃいい話だった。 『能書きはええ。やる男であれ。文句ばっかり言うて、目下のもんに偉そうにしてるのは、昭和のあかん軍人と変わらんぞ。男も女も世の中、そんな奴が多い。でもな、…

「盤上に散る」塩田武士

「盤上のアルファ」の続編なので楽しみに読んでみたんだけどちょっと物足りなかった。伝説の真剣師の物語にしてはあっさり過ぎか。貫井徳郎あたりのような重厚さが欲しいテーマだった。 「盤上に散る」

「盤上のアルファ」塩田武士

左遷された新聞記者と挫折した将棋棋士のお話。おもしろかった。やっぱり勝負事は勝たないとね。 「盤上のアルファ」

「八甲田山 死の彷徨」新田次郎

雪中行軍の訓練で参加者210名中199名が死亡し、生き残った11名のほとんどが凍傷で四肢切断という日本全体がブラック企業だった頃のリアルデスマーチのお話。何度読んでもあの時代に生まれなかったことを心の底からラッキーだったなと、ただ、それだけを思う…

「ヴォイド・シェイパ The Void Shaper」「ブラッド・スクーパ The Blood Scooper」「スカル・ブレーカ The Skull Breaker」「フォグ・ハイダ The Fog Hider」「マインド・クァンチャ The Mind Quencher」森博嗣

森博嗣さんが若き侍を描いた物語。人は人が成長する物語に最も感動するという。侍という一度の失敗も許されない職業。そして、他人のために自分の命を捧げるということ。現代の日本には引き継がれなかった古き良き日本のノブレス・オブリージュとメメント・…

「騎士団長殺し」村上春樹

村上春樹の久々の長編小説。相変わらずわけのわからない話だったけどめちゃくちゃおもしろかったし文章が美しい。 『どうしてそんなにも楽観的になれたのだろう?というか、どうしてそんなにも愚かしくなれたのだろう?私の視野にはきっと何か生まれつきの盲…

出世は最高の退屈しのぎ

僕は会社ではほぼ出世頭(最近までずっと最年少管理職だった)かつ就業時間は管理職の中で最も少ない。 「出世はコスパが悪い」 何年も何年も同じ種類の仕事してると飽きません?出世すると新しい種類の仕事ができるんですよ。 「仕事の報酬はもっとおもしろ…

「闘うプログラマー ビル・ゲイツの野望を担った男達」G パスカル ザカリー

何年ぶりか・・もしかすると20年ぶりくらいに再読。やっぱりすごい本というか、デビッド・カトラーはすごい。 『第一に、品質は、全員の信念でなければならない。トップの経営者から、いちばん下の助手まで、全員の信念でなければならない。経営陣の風向きを…

「レディ・ジョーカー」(ドラマ)

高村薫の原作はだいぶ前に何度か読んだけどドラマもとてもおもしろかった。日本の社会の暗闇の深さ、それでも正しいことをしてその報いを受ける人々。ふつーのサラリーマンとは縁のない正義の物語。 「レディ・ジョーカー」

「罪の声」塩田武士

グリコ森永事件をモデルにしたミステリ。「これは、自分の声だ。」・・設定がおもしろくて引き込まれた。 「罪の声」塩田武士

「マークスの山」(ドラマ)

なんとなく見てみたらなんとなくおもしろかった。戸田菜穂の雰囲気がいい。原作を読み直してみようかな。 「マークスの山」

「マグマ」(ドラマ)

人生を賭けるに値する仕事。すばらしい。尾野真千子と長塚京三の雰囲気がとっても良かった。また原作読んでみようかな。 「マグマ」

「ダブルマリッジ The Double Marriage」橘玲

橘玲さんの小説なのに国際金融のお話ではなかった。でもとてもおもしろかった。 『定年になったとたんに奥さんと別れて、全財産を持ってこっちにやってきて、若い女にはまるってよくあるパターンですよ。結婚して子どもができたあとで別の女に手を出して、女…

「公器の幻影」芦崎笙

はたまた新聞記者の話。価値があるのかないのかということよりとにかくおもしろい仕事だと思う。 『「人間は誰しも悪気がないまま嘘をつけるタチの悪い生き物である」ということだ。さすがにそれは言い過ぎだとすれば、「人間は誰しも無意識のうちに自分の都…

「スコールの夜」芦崎笙

日本のエリート社会の典型であるメガバンクで本店初の女性管理職に抜擢された女性総合職第一期生の苦悩を描いた物語。「女だから固い対応しかできない。東大法学部卒だから高慢な物言いだ。そして、子供がいないから生活を支える苦労が分からない。どこまで…

「黒い巨塔 最高裁判所」瀬木比呂志

元裁判官が描く最高裁判所と事務総局について描かれた物語。リアリティがある感じがしてとてもおもしろかった。日本の裁判のお話を読むたびに、日本の裁判所で正しい判断がされることはごく稀で、基本的には訴えられたら終り、ということを思う。おそろしい…

「野村證券第2事業法人部」横尾宣政

「オリンパス巨額粉飾事件」で逮捕された、新人トップの成績を上げたモーレツ野村證券社員のお話。すごい。何でもありだ。彼らの獰猛さに比べると僕らのサラリーマン生活なんてまるでオママゴトのようだ。ハングリー精神という言葉ではきれい過ぎるくらい。…

「世界をこの目で」黒木亮

国際金融マンから小説家になった黒木亮さんのエッセイ集。金融の話より裁判の話が印象に残った。おそろしい。 『国際的な話を書こうとする場合、資料集めの中心は英文になる。英語の資料なしでは、鍵穴から世界を覗くようなものだ。 ある元裁判官の方は「無…

「ちょっと今から仕事やめてくる」北川恵海

人生、心の持ちよう次第ってこともあるわねー。 『服装が変わると気分も変わる。気分が変われば表情も変わる。 いつか、こいつの笑顔は素晴らしい、と思ってもらえるような人間になりたい。 みんな同じだ。苦しんで、もがきながらも、なんとか自分の道を見つ…

「バラ色の未来」真山仁

新聞記者ってほんとおもしろそうな仕事だなー。そればかりを思った。 『新聞記者の存在意義とは、すなわち、権力の監視−−。それに尽きる。だからこそ、調査報道には意味があるんだ。 けど、もう、全部忘れることにした。世の中悪い奴らばかりだ。真面目に生…

「39 刑法第三十九条」

「クライマーズ・ハイ」を見ていて堤真一の他の出演作を見たくなってたどりついた。刑法第三十九条「心神喪失者ノ行為ハ、罰セス 心神耗弱者ノ行為ハ、ソノ刑ヲ減軽スル」・・人が人の心を判断するなんて・・「精神鑑定は、綿密なデータと知識に支えられてい…

仕事でワクワクしたことありますか?

うまくやろう、楽にやろう、そんなんばっかだなー。仕事で怒ったり泣いたり、そういうことないなー。これって人生を無駄にしてるんですかね。 『酔わなきゃ本音を言えない人を信じちゃだめだよ。そういう人は本当の人生を生きていないからね・・。』「クライ…

適正年収査定\(^O^)/

中高年が空前の売り手市場っつーことで、このサイトを参考に査定してみた。 自分の年収に満足していますか?適正年収査定ができるサービス7選 - paiza開発日誌 ここから。 「転職」と「適正年収」 年収査定 |転職ならDODA(デューダ) 9,708,244円 平均年収…

仕事にプライドがない人を見ると仕事のヤル気がなくなる件

「次長の仕事って何だよ? 屁理屈こねてタダ飯食らってるだけじゃねえか!」 「クライマーズ・ハイ」(横山秀夫)より

「パンとスープとネコ日和」

群ようこの小説を小林聡美が主役でっていうんだからまーこうなることはわかってるんだけど、ほんといいなーこういうやわらかい雰囲気。やりたいように好きなように小じんまりとした自分のお店をやっていくって理想の生き方の一つなのかもしれないなーって思…

「クライマーズ・ハイ」横山秀夫

映画を見て懐かしくなって再読。やっぱり小説と映画は別物ですね。サマリにすらなっていない全くの別物。やっぱり内面がしっかり描かれてる小説の方が好きかな。 『【御巣鷹山にて=佐山記者】若い自衛官は仁王立ちしていた。両手でしっかりと、小さな女の子…

「クライマーズ・ハイ」

小説もすごくおもしろかったけど、映画も堤真一と堺雅人といういい役者のおかげでとてもおもしろかった。日航機墜落事故の話というよりも男の仕事と嫉妬の話。新聞記者ってわかりやすくおもしろそうな仕事だよね。そーいえば仕事で怒鳴りあったことってない…

多くの人の人生はただただこれだけ・・

「(人は)生まれて食べて排泄して、恋して疲れてずるくなって死ぬ」(恩田陸)

「僕らはみんな死んでいる♪」きら

究極のクローズド・サークル系ミステリーというか恋愛ドラマ。おもしろくて夢中で読んでしまった。 『死んでしまった人が何を思って死んでいったのか 幸せな人生だったと思っているのか いないのか その答えを生きている人間が知ることはできない ましてや …

気の合う人と出会うことはなかなかない。好きな人は大切にしたい。

気の合う人と出会うことはなかなかない。好きな人は大切にしたい。

「メジャーリーガーの女房 〜ヨメだけが知る田口壮の挑戦、その舞台裏〜」田口恵美子

田口壮さんのメジャーリーグ挑戦を奥さんの田口恵美子さんが描いたエッセイ。アメリカで1軍半の期間が長かったために体験した苦労や日本とアメリカの違いや家族の絆や・・そしてやっぱり出てきた仰木監督の素晴らしさ。いい夫婦だなーっと思った。うらやま…

違うんだ違うんだ遅くまで働くのがイヤなんじゃないんだ

無駄な時間に付き合わされるのがイヤなんだ。コストやプライオリティの意識がない人たちと働くのがイヤなんだ。

「おいあくま」福本豊

お・・おごるない・・いばるなあ・・あせるなく・・くさるなま・・まような

優雅に生きることが最良の復讐である

細部は忘れちゃったけど「イギリス人には、これは1円にもならないけど僕がやるべき仕事だ、と言ってお金になる仕事以外に何かをしている人種がいる」というようなお話を読んだことがある。 こういうことを見つけられたら最高の人生なんだろうなと思う。一時…

ジャパニーズホラー

・・結婚前、ドライブで偶然彼の実家の近くまで行ったので、彼が家に寄ろうといい出したことがあったの。夕食時だし、と私は渋ったんだけど、彼は無造作な人だから、近くまで来たんだから当然家に寄るのは当たり前ぐらいに思っていたのね。彼の両親とはその…

「おまえらひょっとして生きてるってことは心臓や肺が動くことと勘違いしてるんじゃねぇのか……?」

大谷翔平「ほんとに何のためにやってるのか、たまに分からなくなるときがありますね」 三浦知良「考えちゃうとそうかもしれないですね。好きっていう気持ちが一番大切なんじゃないですかね」

「REC/レック3」

1,2とは違った趣でホラーというよりは人の勇気と愛を描いた物語だった。とてもよかった。 「REC/レック3」

「REC/レック」「REC/レック2」

ブレア・ウィッチ・プロジェクト的な臨場感溢れるホラー映画。主人公の魅力的な女性(マヌエラ・ベラスコ)が恐怖で壊れていくさまがリアルで恐すぎ・・ 「REC/レック」「REC/レック2」

「RED」ブルース・ウィリス

久々の「ダイ・ハード」の頃のプロフェッショナル的なカッコ良さとウィット。ブルース・ウィリス以外にも、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ブライアン・コックス、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーという魅力的なラインナップ…

人生はおぎゃーと生まれた瞬間に最高到達地点が決まっている

努力できることも才能だとすると、生まれ持った才能と生まれ育った環境が全てということになり、人生はおぎゃーと生まれた瞬間に最高到達地点が決まっていることになる。 英語では才能のことをgift(天からの贈り物)と言う。だから資本主義社会の中で結果が…

「戦火の勇気」デンゼル・ワシントン、メグ・ライアン

もう何度見たかわからないくらい見てるけど見るたびに心が痛い。20世紀だけで1億800万人以上が戦争で死んでいる。ヴェトナムでは、600人以上の士官が部下によって殺されている。誤射の犠牲者は、20世紀のアメリカ軍死傷者の15パーセントにもの…